米ディズニーワールドへの旅で悲劇 女児がホットドッグを食べアレルギーで死亡
子供を思い切り楽しませてあげたい。そう思い一緒に向かった旅先で、子供が命を落としてしまった。
楽しい家族旅行の最中に、大好きな食べ物をほおばった女の子。その直後に苦しみ始め亡くなるまでの経緯を、イギリスの『The Sun』などが報じている。
■旅先で食べた物
2019年のこと。イギリスで暮らすある家族がアメリカ・フロリダ州に向かった。目的地は、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート。娘のエイヴァちゃん(9)と弟も楽しい日を過ごし、その後は宿泊先でホットドッグを用意し食べたという。
エイヴァちゃんと弟は食物アレルギーがあるため、両親は食材選びには注意していたとのこと。だが食後に、まずは弟の呼吸が乱れ顔まで腫れたことから、両親は慌てて食材表示ラベルを確認した。
■パニックに陥った家族
「ホットドッグ用のパンに、スキムミルクが…」。そう気づいた父親は別室で映画を見ていたエイヴァちゃんの無事を確認し、再び弟の様子を見に行くなど対応に追われた。
だがその直後、エイヴァちゃんの状態が悪化。瞬く間に顔色が変わり、呼吸も止まってしまったという。エイヴァちゃんは病院に救急搬送されたが回復せず、10月28日に息を引き取った。
食材は事前に購入し宿泊先に置いていたという一家だが、アメリカで売られている食品は、食材表示ラベルがイギリスのものより若干読みづらいことから、細かいところを見逃してしまったようだ。