闘病中の友人に「君は一人じゃない」 一緒に頭を丸めた男性の友情がSNSで話題に
仲間に頼まれバリカンで頭を刈ってあげた男性が、自分の頭も丸め「お前はひとりじゃないぞ」とつぶやいた。
つらいことがあったとき、そして困難に直面し不安なときも、寄り添い見守ってくれる情の深い仲間がいる。それに気づいたあるがん患者について、『LADbible』など海外メディアが報じた。
■頭を丸める決意
スペインで暮らすある男性理容師が、がん宣告を受けた。病気を克服するため抗がん剤治療を受けることになり、思い切って頭をきれいに丸めようと決意した。
その瞬間を記念に残そうと、理容師は鏡の前にカメラを設置し記録を開始。同僚にお願いしバリカンで頭を丸めてもらいながら、理容師は悲しそうでもある複雑な表情を浮かべた。
■意外すぎた同僚の行動
理容師の頭をきれいに刈った同僚は、いきなりバリカンを自分の頭に当てて散髪を開始。きれいに整えてあったサラサラの髪を惜しげもなく刈り上げ、理容師を驚かせた。
「信じられない」といった表情で同僚をしばらく見つめたあと、理容師は涙を流し目頭を押さえた。それでも同僚は何事もなかったかのように理容師の頭を軽くなで、肩に残る髪の毛を丁寧にはらい処理した。