『シン・エヴァ』最初で最後の監督舞台あいさつに大反響 3分で完売

監督陣の舞台あいさつは「最初で最後」とあって大きな話題に。SNS上では「庵野秀明を100億の男へ」の声も。

2021/04/12 15:00

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
(『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開中 総監督:庵野秀明 ©カラー)

大ヒット上映中の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の監督陣舞台あいさつが11日に東京・新宿バルト9で行われ、大きな反響を呼んだ。


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■庵野氏ら監督陣と緒方恵美が登壇

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
(『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開中 総監督:庵野秀明 ©カラー)

舞台には、総監督の庵野秀明氏と、監督の鶴巻和哉氏、前田真宏氏、主人公・碇シンジの声を演じた声優・緒方恵美が登壇した。

『エヴァンゲリオン』シリーズを通じて、監督陣が舞台あいさつに登場するのは今回が初めてで、今後も予定されていないことから、「最初で最後の舞台あいさつ」のチケットはわずか約3分で完売。全国328の映画館で大規模な同時生中継も実施されるなど注目が集まった。

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■「庵野秀明を100億の男へ」

あいさつでは、庵野氏が「スタッフの代表として、皆さまにお礼を言う最後のチャンスかな、と思って出ることにしました」「こういったニッチな(分野の)ロボットアニメで(興行収入)100億を目指せるというのはありがたいこと」とコメント。

これを受け、SNS上では「名探偵コナン」や「鬼滅の刃」の劇場版でも話題となった「○○億の男」のフレーズになぞらえて、「庵野秀明を100億の男へ」「碇シンジを100億の男へ」との声が上がるなどファンの大反響を呼んだ。


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■異例の再浮上、TikTokライブも

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
(『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開中 総監督:庵野秀明 ©カラー)

このほか、宇多田ヒカルによる同作のテーマ曲『One Last Kiss』など、宇多田が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズに提供してきた楽曲が収録されたEPが、発売1ヶ月後にもかかわらず、4月10日付のオリコンデイリーアルバムランキングで1位に再浮上する異例の事態に。

さらに、10日夜にTikTokで行われた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開記念スペシャルLIVEでは、高橋洋子が代表曲『魂のルフラン』『残酷な天使のテーゼ』を歌い、緒方とトークを展開。TikTokクリエイターのしんのすけが熱く感想を語り、総視聴数13万人以上を記録した。

『エヴァ』の話題ずくめとなった10、11日の2日間で、興行収入は2億6,520万3,150円、観客動員数16万807人を記録。公開初日から35日間の累計では興行収入74億2,624万3,700円、観客動員数は484万8,041人となり、いずれもシリーズ最高記録を更新し続けている。

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(文/しらべぇ編集部・けろこ

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