東京・有明のジオラマ美術館、4月10日から全世界注目の「村」登場
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する第3村を再現したジオラマが東京・有明「SMALL WORLDS TOKYO」に登場。その見所を探った。
世界最大級のミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」(東京・有明)。ここに、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する「第3村」のミニチュアが登場した。
10日からの一般公開に先駆け9日、メディア向け先行お披露目会が開催され、そのイベントに相田ケンスケ役の声優・岩永哲哉が登場し、見所を語った。
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■シンクロ率400%の岩永
岩永は劇中に登場するケンスケの衣装モデルに使われたセーター、同様にビデオカメラを片手に登壇し、「実際の物を(アニメ制作会社の)カラーさんからお借りして、ケンケンになりきりました」と説明。
司会者から「シンクロ率400%ですね」と指摘されると、「はい、相当です(笑)。無限大で」と笑顔を見せた。
■庵野監督肝いりのジオラマ
ジオラマは幅約9m×奥行き約4mという巨大なもので、「第3村」の中心部が木製のミニチュアセットで制作されている。
庵野秀明監督らスタッフ陣が、最適なカメラアングルを探るためこのミニチュアを撮影しながら構想を練ってきたという貴重な代物で、彩色などは行われていないが、その迫力は相当なものだった。
そんな貴重な“巨大資料”を眼前にし、岩永は「ケンスケだったら、きっとこう言っている『すごい…すごすぎる! これが第3村のミニチュアか…!』。こんな感じですね」とその美声を披露。
「想像を絶する大きさ。もはやミニチュアではないレベルです。計算したけどうちのマンションより広かった。人類補完計画の前に、私の引越し計画を考えたほうが良いくらい(笑)。感無量です」と感激した様子を見せていた。