エヴァが好きすぎる仏教系寺院 推しキャラめぐるフラグを華麗に回収してしまう

『エヴァ』愛が素晴らしいと話題の埼玉県・川越市の寺院。ついに副住職の推しキャラ声優からリプライも寄せられる事態に。

2021/04/07 05:45

3月8日より封切りとなり、4月以降も大きな反響を呼んでいる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。一度観ただけでは満足できず、リピーターとして劇場まで何度も足を運んでいる人も少なくないだろう。

近頃ツイッター上では『エヴァ』愛が凄まじい仏教系寺院の副住職が起こした「奇跡」が注目を集めている。


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■寺の名は最明寺

最明寺

多くの反響を呼ぶ切っ掛けとなったのは、埼玉県・川越市にある最明寺にて展示されているオブジェ。こちらの寺院では『エヴァ』キャラをモチーフにした花手水を展示しているほか、同作のキャラが放った心にグッと来る名言を掲示するなど、『エヴァ』愛がとにかく凄まじいのである。

ちなみにこちらの寺院は以前にも『鬼滅の刃』をモチーフとした花手水や名言を飾っていたほか、作中キャラをイメージした御朱印も展開していたのだ。

そこに『エヴァ』が続くとなれば「ひょっとしてただのミーハーなのでは…?」と疑いの目を向ける人もいることだろう。しかし、同院の副住職・千田明寛氏に話を聞くと『エヴァ』愛が本物であることが、全身からヒシヒシと伝わってきたのだ。

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■副住職の推しキャラは…

当初は昨年6月27日に公開を予定されていた劇場版『エヴァ』だが、新型コロナウイルスの影響を受け、延期が二度も続いてしまう。そういった事情を省みて「本来はもっと早くエヴァに関する展示物をお見せする予定でした」「結果として『鬼滅』関連の展示が延びてしまった形ですね…」と、千田氏は院内の展示物をめぐる事情について振り返る。

最明寺

最明寺では現在『エヴァ』の主人公である碇シンジと真希波・マリ・イラストリアスをモチーフにした花手水を飾っている。

なお、いつの世も決着がつかないことで有名な「エヴァヒロイン論争」について尋ねたところ、千田氏は「アスカです」と即答し、「あのツンデレなところが良いですね」とその魅力を語る。てっきり綾波レイ派だと思っていただけに、この回答はかなり意外であった。

記者が千田氏に話を聞いたのが2日のことだったのだが…この数日後、我々は奇跡を目撃することとなる。

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■公式による奇跡のご褒美が待ち受けていた