東京都、5日のコロナ新規感染者は249人 舛添元知事「GWが感染ピークに」
7日間移動平均は391.9人。ついに390人台に乗せた。週末の人出増加も懸念される。
東京都福祉保健局が発表した5日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、249人となった。重症者数は前日から1人減少して46人、65歳以上の新規感染者数は4人減少して25人だった。
■月曜としては4週連続増加
2021年以降の月曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月8日の116人。そこからは4週連続で増え続け、前週と比較すると15人増加した。2月15日に記録した266人に迫る勢いだ。
なお、前日と比較すると106人減少している。
■移動平均は390人超え
直近7日間の移動平均は391.9人とついに390人台に突入。対前週比では109.6%と減少し、7日連続で下落している。なお、26日連続で100%を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が最も多く79人、30代が51人、40代が31人と続く。男女別では男性155人に対して女性は94人。参考となる3日前(4月2日)のPCR検査実施件数は、5,161件と発表されている。東京都の累計感染者数は122,951人となった。
■舛添元知事「GWがピークに」
厚生労働大臣も務めた舛添要一元東京都知事は、ツイッターを更新。「じわじわと感染が増えている」と危機感をあらわにし、「この週末の人出を見ると、5月の連休が感染ピークとなるだろう」警鐘を鳴らしている。
本日の東京都のコロナ感染者249人、月曜日で検査数も少ないが、先週の月曜日の234人よりも多い。じわじわと感染が増えている。しかも、20代79人、30代51人と若い人が圧倒的に多い。緊急事態宣言解除後に感染した人が今から発症してくる。この週末の人出を見ると、5月の連休が感染ピークとなるだろう。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) April 5, 2021
東京にも「まん防」適用されることになるのか。今後の感染拡大状況からも目が離せない。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)