瀧内公美、桜のシーンに見た加藤卓哉監督のこだわり 「良い緊張感もありました」
2日公開の映画『裏アカ』で主人公・伊藤真知子を演じる瀧内公美にインタビュー。自身が演じた真知子への思い、役者という仕事に対する向き合い方など話を聞いた。
2021/04/02 12:00
■最近「しらべぇ」したのは…
―――私どもの媒体名「しらべぇ」にちなんで、インタビューをさせていただいた皆さんに最近ネットで調べたことを聞かせていただいているのですが、瀧内さんが最近調べたものは何かありますか?
瀧内:よく調べることは最新の映画ですね。名画座が好きで、チェックしています。
―――最近はレビューをチェックして観る映画を決める人も少なくないと思いますが、瀧内さんは参考にされたりはしますか?
瀧内:私が見たいものを見る! です(笑)。「おもんない」と書かれてても、「おもんない人もいるよね」と思うだけですし、いろんな意見があっていいと思いますが、参考にしたりはしないですね。
全員が「おもろい」と言っているのも、それはそれで怖いでしょ(笑)?
■桜のシーンに見た監督のこだわり
―――全員が「おもろい」は同調圧力がすごすぎます(笑)。では最後に、瀧内さんが思う『裏アカ』の見どころを教えてください!
瀧内:桜のシーンですね。クランクインしてすぐの頃に撮影したのですが、監督はものすごくそのシーンにこだわっていらっしゃいました。桜の開花時期を見て撮影日程も組んでいらしたんです。
自分が演じていて言うのも恥ずかしいんですけれども、あのときの真知子のなんとも言えないくずれた顔が好きでして。桜もイイ感じに散っていて良いシーンだなぁって。こだわることで生まれた良い緊張感もありましたし。
きょう見る桜は今日しか見れないんだぞ! みたいな(笑)。でもラストシーンに近かったので演じてるときはキツかったんですけどね(苦笑)
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)