火事で顔面に火傷を負った女性 見世物にされた波乱な人生に応援の声

逃げることもできず、火に焼かれ…。困難に負けず強くポジティブに生きる女性が、話題を集めている。

顔・隠す・痛い・泣く・女性・
(ejwhite/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

顔面が焼けただれたせいで、モンスターと呼ばれ虐げられた女性。想像を絶するつらい経験を乗り越え、母として頑張っていることを、『The Sun』などが報じた。


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■火災発生で重傷

ロシアで暮らすアーニャさん(30)という女性は、赤ちゃんの頃に自宅で起きた火災が原因で大やけどを負った。アルコール依存症だったアーニャさんの母親には正しい判断ができず、燃える家の中からアーニャさんを救おうとする家族はひとりもいなかったのだ。

死は免れたがアーニャさんだったが、顔全体に酷いやけどを負ってしまった。そのうえ退院後は、長いあいだ孤児院などで暮らしたという。

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■見世物にされ…

しばらくすると祖父母がアーニャさんを引き取り大事に育てようとしたが、経済的に苦しく、貧しい生活を続けるしかなかった。そこで祖母はアーニャさんを連れて様々な土地を訪れ、アーニャさんの焼けただれた顔を見世物にしてお金を稼ぐようになった。

学校でも「フランケンシュタインの怪物」などと罵られ、壮絶なイジメを受けたアーニャさんは、ひどいコンプレックスに苦しみ自殺を試みたこともあったという。数年通った学校からも遠のき、立派な教育を受ける機会をも失ってしまった。

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