東京都、30日のコロナ新規感染者は364人 8割が「早期にリバウンド起こる」
7日間移動平均の前週比は360人台を突破。20日連続で100%を超え、拡大傾向が続いている。
東京都福祉保健局が発表した30日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、364人となった。重症者数は前日から1人減少して39人、65歳以上の新規感染者数は22人増加して76人だった。
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■前週より27人増
2021年以降の火曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月2日の232人。以降は一貫して増え続け、今週は27人増加した。
なお、前日と比較すると130人増加した。
■移動平均は360人超え
直近7日間の移動平均は361.6人と10日続けて300人を超え、ついに360人台を突破。対前週比では117.4%と6日ぶりに低下した。なお、20日連続で100%を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が最も多く86人、30代が64人、50代が55人と続く。男女別では男性218人に対して女性は146人。参考となる3日前(3月27日)のPCR検査実施件数は、4,203件と発表されている。東京都の累計感染者数は120,572人となった。
■8割が早期リバウンドを懸念
緊急事態宣言が解除される前から増加の一途をたどる東京の感染拡大状況。しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に実施した調査では、78.5%が「早期にリバウンドが起きると思う」と回答している。
厚生労働省職員による深夜までの大規模な送別会の問題も報じられたが、こうした意識も感染拡大の一助となっている可能性があるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)