テレ東『青春高校3年C組』の終了 奪われたものと見出したもの
突如、終了することとなったバラエティ界の大プロジェクトは、何を生み出すのだろうか。
テレビ東京の企画『青春高校3年C組』が、3月31日の最終回特番をもって終了する。ここまで何を成し遂げ、今後どのようになっていくのだろうか。
■帯の生放送で始まった挑戦企画
青春高校は、秋元康氏とテレ東『ゴッドタン』などで知られる佐久間宣行プロデューサーのタッグによる企画として、様々なことに挑戦してきた番組だ。
最初は、夕方17時30分より月曜から金曜日までの帯での生放送という企画。そこにおぎやはぎや千鳥らを曜日MCとして据えるという非常に攻めた番組だった。
■未知数からの有望プロジェクト
当初は、生徒を集めたところで何ができるか全くの未定であり未知数だったように思われる。
生徒はオーディションで集められたが、合格生徒が、当初はバラエティ向きの生徒から次第にアイドル向きの生徒に変わっていき、番組も芸人 MC中心から生徒中心へと変わっていったことからもこの番組の経緯と経過がわかるだろう。