藤田ニコル、五輪開閉式の渡辺直美”容姿侮辱騒動”に一言 「豚も可哀想」
藤田ニコルが容姿侮辱騒動について真理をついたコメントを発し、多くの視聴者が頷いた。
21日に放送された『サンデージャポン』(TBS系)にて、モデルでタレントの藤田ニコルが、東京五輪・パラリンピック開会式演出担当による渡辺直美の容姿侮辱騒動についてコメントした。
■渡辺直美が最も心配したのは…
しらべぇでも既報のとおり、東京五輪・パラリンピック開閉式の企画・演出を統括する佐々木宏氏が、去年3月に開会式出演予定の渡辺の容姿を侮辱する演出プランを提案したという騒動。
なお、組織委員会幹部による告発で明るみになったこの騒動は海外でも大きな波紋を呼んでおり、佐々木氏は謝罪文を出して開閉会式の統括責任者を辞任した。
この容姿侮辱騒動について武井壮は「(渡辺と)LINEで話したんですけど、まずはびっくりしたと…」と話し、「『これが出たことで傷つく人がいるだろうな』っていうのを一番気にしてた」と明かした。
■「完成形を見ないと」との意見も
そんな中、環境問題やジェンダーレスを発信しているモデルの長谷川ミラが「演出であっても言ってはいけないこと」と話すと、爆笑問題・太田光は「完成形を見ないと、それが侮辱の意味なのかどうか…」と意見。
対する長谷川は「誰でも豚って言われたら嫌じゃないですか? 『こういう演出だったかもしれない』じゃなくて、言った事実があるからこの議論自体がナンセンス」と口にする。
そこで杉村太蔵が例として「僕が例えばにこるんに『猫になってもらいましょう』っていうのを言ったら…」と話すと、長谷川は「猫は可愛くないですか?」と発言。
■「差別表現としての豚」も問題
すると、この一連の会話を聞いていた藤田は「でも、豚は豚で可哀想な気がする…」と一言。藤田の発言に、長谷川は「そうなんですけど…!」と発すると、杉村も「何にも侮辱したつもりはないんですよ! 本当に!」と、例え話の意図を説明した。
この藤田の一言に、多くの視聴者は「『豚も豚でかわいそうな気がする』それもそーだ」「藤田ニコルの『豚が可哀想』が真理」と納得し、「豚を差別用語として使用していること自体がどうなのだろうか」と考える人が続出した。
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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子)