娘のトイレ使用を何軒も拒否され… 英・マクドナルドに救われた母親の行動に物議
新型コロナウイルスの感染拡大を予防したい。その考えから、多くの店が客のトイレ使用には苦慮している。
■マクドナルドが下した判断
どこに行ってもトイレの使用を許可されず困った女性は、結局は再びマクドナルドへ。一度は断られた場所だったが、「お願い、娘がトイレを使いたがっているの」「トイレならあるんでしょう?」と店員に声をかけた。
すると「お子様、または障害のあるかたのためでしたら、例外でお手洗いの使用を許可させていただきます」という返事があった。こうして、ようやく娘とともに中に入れてもらえたという。
■批判噴出と母の主張
この動画の内容と当日の経緯について海外メディアが報じるなり、世間からは批判が噴出。「動画を撮る余裕があるなら、家に帰ってトイレを使えよ」「2歳児なんだから、オマルなりオムツなり用意して外出すべき」という声も上がった。
これに対して女性は、「動画を撮影・公開しなければ、どんなに大変だったか分かってはもらえなかったでしょう」「娘だけの問題ではないの、世の中には障害を抱える人もいるんだから」と反論している。
日本でも、コンビニを含む多くの店が、トイレの貸し出しには苦慮しているという。外出前にしっかり用を足す、緊急時に備えオムツを用意するなど、新型コロナウイルスが収束するまでは、子連れの保護者も十分な配慮が必要と言えそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)