東京都、18日のコロナ新規感染者は323人 8日連続で前週比増も宣言解除強行へ
7日間移動平均の前週比は11日以来100%超を維持。前週同曜日と比較して減少するのは8日ぶりとなる。
東京都福祉保健局が発表した18日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、323人となった。重症者数は前日から3人増加して44人、65歳以上の新規感染者数は10人減少して75人だった。
■前週下回るのは10日ぶり
2021年以降の木曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月4日の279人。先週は前週比増だったが今週は12人減少した。前週同曜日と比較して減少するのは3月8日以来10日ぶりとなる。
なお、前日と比較すると86人の減少となった。
■8日連続で前週比100%超え
また、直近7日間の移動平均は297.1人で対前週比108.8%。前日よりは下落したものの8日連続で100%を上回った。3月11日以降は一貫して増加・拡大傾向だ。
また、年代別では、20代が最も多く65人、30代が48人、50代が42人と続く。男女別では男性165人に対して女性は158人。参考となる3日前(3月15日)のPCR検査実施件数は、10,361件と発表されている。東京都の累計感染者数は116,616人となった。
■「解除などとんでもない」
本日夕方には菅首相が記者会見を行い、首都圏で続いている緊急事態宣言の解除が発表される方針だ。しかし、ネット上では「完全にリバウンドしている」「このままだと本当にまずいのではないか」といった不安の声が目立つ。
また、「これだけ増えているのに緊急事態宣言の解除などとんでもない」など政府の方針に異を唱えるユーザーも多く見られた。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)