銀のさら、寿司桶に「切り玉子」が入っている理由 重要な役割を果たしていた
銀のさらの寿司は届くまでシャリが乾燥しないのにも秘密が…。寿司桶の中にはこだわりと工夫が詰まっていた
フードデリバリーの市場が拡大する昨今。宅配寿司『銀のさら』が16日、宅配寿司ならではのこだわりを大公開し、中でも「寿司の盛りつけ方」や「すし酢」へのこだわりには、驚かされるポイントがたくさん詰まっていた。
■メニューと変わらない見栄えを徹底
銀のさらでは、「メニューの写真と実物が全然違った」というがっかりポイントを根絶するため「届ける商品は、メニュー通りのきれいな見栄えであること」を徹底しているという。
桶メニューは1人前でも5人前でも、桶を上から見たときの美しい見栄えが追求されている他、寿司をなるべく隙間ができないように盛り付けることで、宅配時の揺れや衝撃にも耐えられるようにもなるとのこと。
■寿司を支える「切り玉子」の役割
写真のようにどうしても隙間ができてしまう場合には、「切り玉子」を置いて隙間を埋めている。寿司店で「玉子」が提供されている理由には諸説あるが、宅配寿司においては、見栄えの華やかさや、寿司を移動中の揺れや衝撃から守る、重要な役割を担っているというわけだ。
さらに、寿司の見栄えを良くするために、同じ色が続いてネタが単調に見えないよう、桶を見たときの美しさを出すため、赤っぽいネタと、白っぽいネタを交互に並べるなど、寿司の盛り付け方にも細やかな工夫が詰まっている。