ビートたけし、菅義偉首相の東京五輪政策に注文 「ちゃんと記者会見に出て」
東京オリンピックの開催可否を巡り議論が繰り広げられた『TVタックル』。ビートたけしは、菅義偉首相に劇場型の雰囲気を出すよう注文をつけた。
■「やるって決めたほうが良かった」
一連の議論が終わった番組終盤、たけしは「早くやるって決めちゃったほうが良かったな」と切り出す。
そして「成田か羽田とか、全日空も日本航空もチャーター便をちゃんと用意して各国に出して、その飛行機から、空港のイミグレーション入るまで全部管理されて、バス乗って、選手村に入るまで、関係者以外は触れないようなことを、シミレーションちゃんと作ったら出来た。これからやるんだけど、やれるんじゃないか」と持論を展開する。
続けて「もっと早く、『やる』って決めちゃったほうが良かったかな」と話した。
■中止で経済が悪化する危険性も
開催の可否が分かれる東京オリンピック。たけしが指摘したように、国や東京都は承知段階では高い経済効果を期待していた。中止となれば、損失が発生する可能性が高い。
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女3,140名を対象にした調査でも、46.1%が「五輪中止で経済が悪化すると思う」と回答している。
最終的な判断はIOCなどが決定するものと見られるが、現段階では開催に向けて動いているという東京オリンピック。コロナの脅威をどうするのかなど、問題は山積みだが、「見たい」人も少なくない。そのような声に政府や組織委員会はどう答えていくのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)