ワニが男児を襲い丸のみに 父親が素手で攻撃するも最悪な結果に
小さな男の子を襲い、そのまま逃げたワニ。すぐに捜索活動が始まったが、男の子が生きた状態で家に帰ることはできなかった。
■ワニの腹から出てきた遺体
男の子が襲われた現場から約100メートルの場所でワニを捕獲した隊員らは、ワニの腹から男の子を引きずり出すことにした。家族が泣きながら見守るなか腹を裂き、数名が手を突っ込み胃の内部を確認。すぐに小さな体が胃に収まっていることが分かったという。
まだ生きていることを願う人たちは必死に名前を呼び祈ったが、出てきたのは丸のみされた小さな遺体。その体には、ひどく噛まれたような傷もなかったという。
■深刻な被害が絶えず
自然が豊かで、日本人を含む観光客にも人気があるインドネシア。だがワニによる被害は絶えず、2016年にはロシアからの観光客がワニに襲われて死亡した。
同男性はシュノーケリングをする目的で出かけたが、そのまま行方不明に。その後に遺体が発見され、その付近にワニがいたことから被害が明らかになったという。
「新型コロナウイルスの収束後はアジアの楽園を満喫したい」という人も多いが、自然には危険が潜んでいることを十分に意識しておきたい。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)