冬の寒さ残る公園、動物と触れ合いに行くと… 予想外の「代替品」がむしろ最高だった

愛知県・豊田市にある公園では、ハリネズミが展示されている…はずなのだが、思いもよらぬ「代替品」が話題に。

2021/03/09 05:45

■ブラシを見た子供の反応は…

夫と1歳になる娘と共に公園を訪れたという「ぽ」さん。ブラシを見ての娘の反応を聞いてみると、「めちゃくちゃ喜んで、ガラス窓にかじりついていました」「(私も)ホワイトボードの文言やブラシさんに笑った後で、娘にツッコミを入れてしまったくらいです」とのことで、1歳児のハートにはこちらのブラシハリネズミが見事に刺さったようだ。

出口で待っていた夫もその様子を見て大笑いしており、それを受けて「ぽ」さんも「振り返ってみると楽しい時間をくださった飼育員さんに、感謝の気持ちが湧いてきます…」としんみりしたコメントも。

お目当てのハリネズミは見られなかったものの、それに代わる確かな満足感を得られた模様。


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■飼育員のアドリブが最高だった

続いて、話題のブラシハリネズミが公開されている鞍ケ池公園の飼育員に話を聞いてみると、こちらのブラシは馬をブラッシングする際に使用する物であったことが判明。

「せっかくハリネズミを見に来て頂いたお客様に、何も見ずに帰って頂くのは心苦しいと思い、ハリネズミに似ているブラシを置いてみました」と、こちらが思わずニッコリしてしまうような回答も。

ハリネズミに適した気温は25℃前後となっており、展示施設内も暖房などを使用してある程度の温度を保つことができるのだが、ハリネズミのコンディションを考慮し、12月ごろからは代打としてブラシを設置し始めたそう。

気になるハリネズミの復帰時期に関しては「恐らく4月ごろには、現場に戻すことが可能になると思います」とのことなので、万全の状態で戻ってくれることを期待したい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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