ふと目にしたガシャポン、詳細をよく見ると… 医療従事者も驚く神スペックだった
ユニークなグッズを多々展開しているガシャポンだが、ツイッター上ではあまりに本格的なおもちゃが話題になっており…。
おもちゃ業界はまさに日進月歩。我々が幼かった頃からは想像もつかなかったような進化を遂げ、その圧倒的な成長から、現代の子供たちでなく「かつて子供であった」大人たちを驚かせるケースの方が多いことだろう。
近頃ツイッター上では、あまりに「本格的すぎる」おもちゃが注目を集めているようだ。
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■本格的かつ学習的なおもちゃ
話題となっているのは、麻酔科医・DAJさんが2月末に投稿した1件のツイート。こちらにはガシャポンの写真が添付されていたのだが…いわゆるキャラもののグッズでなく、AED(自動体外式除細動器)のおもちゃが入ったガシャポンというから驚きである。
なんて学習的なガチャガチャなんだ… pic.twitter.com/ljso52Srrs
— DAJ (@dajhiroki) February 21, 2021
ガシャポン本体を見ると全4種類のAEDが入っているようで、各AEDには「2015年度モデル『普及モデルAED』」「2020年度モデル『MobileタイプAED』」といったタイプごとの詳細な名称が付けられていた。
本物と同じ使用法を学べるというこちらのガシャポンを受け、ツイート投稿主のDAJさんも「なんて学習的なガチャガチャなんだ…」と、感動した様子をつづっている。
■麻酔科医も驚きのクオリティ
DAJさんに発見時の様子をたずねたところ、こちらのガシャポンは大阪市にあるショッピングモール・ATCの一角で見つけたという。
当初はDAJさんもガシャポンの機体とは思わなかったようで、「はじめ見つけた時はガチャガチャの機械とは気づかず、AED普及のポスターか何かかな、と思いました」「よく見たらAEDの機械のガチャガチャであることが分かって、びっくりしました」とのこと。
こちらのグッズは医用電子機器の総合メーカーである「日本光電工業」のオフィシャルライセンス商品であり、麻酔科医であるDAJさんは、そういったポイントにも思わず反応。
「見本写真がやたらリアルだし、仕事でいつも使わせて頂いております、見慣れた『NIHON KOHDEN』のロゴとオフィシャルライセンス、という文字も見つけ、なんて本気で作った製品なんだろう…と感心しました」とも語っている。
話題のガシャポンが誕生した背景について「バンダイ」の広報にたずねてみたところ、同社および日本光電が「ミニチュアAED」に込めた熱い想いが明らかになった。