コロナ禍の電車内で「近寄らないで」と言われ逆上 物乞いの女が幼児を襲撃し逃走

「離れてください」と言われた物乞いの女が、異常なキレ方で子供に殴りかかり、近くにいた人々を震え上がらせた。

電車・親子・母・息子
(tagphoto/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「お金をちょうだい」。そう地下鉄の乗客らにお願いしていた女が、ソーシャルディスタンスをとるよう声をかけてきた母親にブチ切れた。さらには一緒にいた子供にまで襲いかかり拳で殴りつけたことを、『Fox News』などが報じている。


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■地下鉄でトラブル発生

2月20日のこと、米国・マンハッタンの地下鉄を、ある母子が利用した。そのとき、たまたま同じ電車に乗っていた物乞いの女が、乗客らに「お金をちょうだい」と声をかけていた。だが新型コロナウイルスの感染拡大が今もなお深刻なこともあり、急接近された母親は心配に。

2歳の息子も一緒にいたことからより不安になり、「180センチほど離れてくださいませんか」とお願いしたのだという。

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■乱暴された2歳児

女は「離れてほしい」という要求に苛立ち、母親の足を故意に踏みつけるという悪質な嫌がらせを開始。これには母親も腹を立て、「なぜ踏んだのよ」と詰め寄った。

その瞬間に女はキレ、こともあろうに母親に寄り添っていた息子に掴みかかった。さらに拳を振り上げパンチを浴びせるなどし、母親を含む乗客らを驚かせた。この様子を見た女性客が止めに入ったが、女は執拗で、力づくで引き離されるまで暴れ続けたという。

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■救急搬送される事態に