中尾ミエ、しなやかに強く生きる秘訣 「楽しく生きないともったいない」

池脇千鶴主演・オトナの土ドラ『その女、ジルバ』に出演する中尾ミエのインタビューが到着。生き方を語った。

2021/02/25 07:15

■高齢でも美しく

オトナの土ドラ『その女、ジルバ』

―――ドラマでは新が「もう40歳」から「まだ40歳」という意識に変わっていきます。

中尾:そういう気持ちは本当に素敵よね。人によってとらえ方はさまざまだと思いますが、40歳は「人生80年」と言われる中では節目の年齢。皆さん自分の年齢についていろと考えると思います。


そんな時期に新はバー「OLD JACK&ROSE」に出合って、高齢でも美しく生きている人に巡り合えた。とてもいい経験だと思います。


バー「OLD JACK&ROSE」は新にとって思いもよらない世界だったのでしょうね。実際にこういう店があればいいなと私は思います。ご覧になっている皆さんもそう思っていらっしゃらないかしら?


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■人生は短いけれど長い

―――40歳の頃のご自身を、少し振り返っていただけますか?

中尾:歌手活動のほかにバラエティ番組でトークなどの仕事をしていた時代で、ヒット曲はなかったけれど、それはそれで楽しかったですね。


人生はいろんなことがありますし、短いけれど長いです。長く生きていればいろいろと経験できるので、私はそれを楽しみたいと思っています。


―――今年はどのような経験をされたいと思いますか?

中尾:昨年が(新型コロナウイルスの影響で)異常な一年だったので、皆さんも同じ気持ちだと思いますが、この「束縛」から抜け出せたらもうそれだけで幸せ。マスクを外してみんなで笑い合えればね(笑)!


やっぱり人間って、つらいことや制約があったりすると、それから解き放たれたときにより一層嬉しさを感じるものだと思います。だから、コロナ禍でのこの初めての経験をいかして明日につなげなくてはよね。


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■元気の源は

オトナの土ドラ『その女、ジルバ』

―――中尾さんの元気の源は何でしょうか?

中尾:私の場合は「とにかく楽しく生きないともったいない」と思って何事にも臨んでいます。


「自分はあと何年元気でいられるのか?」と考えるタイミングが増えましたし、その気持ちは年々強くなっていくばかり。元気なうちにできる限り多くの楽しいことをやりたいので、やれることは何でも経験してみようと思っています。


そういう意味では年を重ねるにつれてどん欲になっていますね。だから落ち込んだりする時間がもったいないのよ! だって時間は取り戻せないじゃないの、一日一日が貴重ですからね(笑)。


―――視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

中尾:自分の気の持ちようで、年を重ねるのが楽しくなるんだと思って見ていただけると嬉しいです。こういうお店が本当にあればいいんですけれどね。ぜひ最後まで楽しんでください。

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(文/しらべぇ編集部・けろこ

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