河野大臣、ワクチン副反応について「重篤な報告ない」 一方で次なる問題も

医療従事者を対象に先行接種が開始されているコロナワクチン。次の対象は高齢者だが、そこには大きな問題も。

■4月26日に全国へ

各都道府県には4月5日の週に合計5万人分のワクチンが、12日の週に25万人分、19日の週にも25万人分のワクチンが追加で配送される予定だ。

一方、ファイザー社のワクチンは、保管する際マイナス75℃前後を維持する必要があり、配布先である各自治体では、保管や配送などにおいて課題も見え隠れしている。

河野大臣は「数量限定した接種を行うことにより、一連のプロセスについて実際の状況や、『教訓』というと言い過ぎかもしれないが、そういうことを各市町村で共有し、数量を広げていきたいと思う。そして4月26日の週には全国すべての市町村に行き渡るワクチンの配送を行いたいと思っている」とし、段階的に進めていくことを明かした。


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■各市区町村の対応はバラバラ

3,600万人に及ぶ高齢者接種の段取りについて、その難しさも吐露した河野大臣。

「仮にすべての市町村で同時に始めても、すべての方が一斉に受けられるようにはならない。地域ごとに区切る所もあれば、年齢で区切る所、まずは訪問して接種を行うという所もあるだろう。ワクチンが全国に出始めたからといって、すべての方に『よーいドン』とはならず、徐々に広がっていくものとご理解いただきたい」と繰り返した。

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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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