コロナ禍でキャンプをした人を救おうと… ボランティア男性が滑落し全身麻痺に

山で体調を崩した人を助けようと、レスキューに向かった男性。しかしアクシデントが発生し、重傷を負ってしまった。

山・湖水地方
(Daniel Tomlinson/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

コロナ禍でありながら、ルールを無視して山にキャンプを楽しみに行った人たちがいる。しかし体調が悪くなったため、急遽予定を変更し、レスキュー隊を呼ぶことに。通報を受けたレスキュー隊が現場に急いだが、ひとりが大変な怪我を負ったことを『The Sun』などが報じている。


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■キャンプ中にレスキューを要請

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な中、英国・イングランドで暮らす男性2名が「不要不急の外出は禁じる」というロックダウンのルールを無視。「湖水地方の山にキャンプを楽しみに行こう」と決めた。

さっそく山に入ったが2月6日にひとりが体調を崩し、胸部に痛みを感じ始めたためレスキュー隊を呼ぶことに。連絡を受けたレスキュー隊はさっそく現場へ向い、ボランティア隊員クリス・ルイスさん(60)も、男性らを救うために現地を目指した。

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■ボランティア隊員が大怪我

男性らのテントが見えてきたとき、クリスさんは足を滑らせ山峡へ落下。約150メートル下に落ちて顔面の骨を折り、脊椎を損傷する重傷を負った。

クリスさんはその後にヘリで病院に搬送され、クリスさんが救おうとしていた体調不良の男性も救急車で病院へ。だがクリスさんの状態は極めて深刻で、首から下が麻痺してしまった。

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