15歳男子留学生にドラッグと酒を盛り性奴隷に 最低なホストファミリー夫婦を逮捕
優しい人とは限らないホストファミリー。留学生のつたない語学力と心細い心境を逆手に取る、そんな卑劣な行為は言語道断だ。
未成年の外国人留学生を受け入れていた、あるホストファミリー。彼らには、よその家庭の大切な子供を預かるという自覚や責任感はなかったようだ。とんでもない夫婦が逮捕されたことを、イギリスの『Daily Mail』や『METRO』が報じている。
■親代わりのはずが…
アメリカ・ルイジアナ州のヤングスビルで、教師をしていたキンバリー・ウェルマンリッチ(34)と、その夫であるジェフェリー・リッチ(36)。夫婦はホストファミリーとして、外国から男子留学生を受け入れていた。
しかし1月26日、「15歳の男子留学生とキンバリーが性的関係にある」との情報が、匿名の人物からヤングスビル警察に入った。
■次々と罪が明らかに
目撃証言や複数の証拠を掴んだところで、夫婦の逮捕に至ったヤングスビル警察。驚くことに、キンバリーは夫ジェフェリーに見せつけるかのように、目の前で男子留学生と性行為に及んでいたほか、留学生にマリファナと酒を与えていた。
州ごとに法律が異なるアメリカだが、ルイジアナ州では性行為の法定同意年齢について17歳以上、飲酒年齢については21歳以上と定めている。また、医療用マリファナは合法だが、大麻の娯楽的使用は禁止だ。
■重い刑罰を求める声
キンバリーは裁判で、未成年、特に16歳未満の者に対する性的虐待・強姦、そしてドラッグや飲酒といった違法行為に誘導した罪に問われる予定だ。犯行を手助けしていた夫のジェフェリーも起訴されたが、妻と未成年者の性行為を止めなかった罪は重いという。
キンバリーは72,500ドル(日本円で約760万円)、ジェフェリーは10,000ドル(日本円で約105万円)の保証金を支払い、揃って拘置所から釈放さたが、世間からは厳罰を望む声が多数上がっている。
■8割は有意義な留学だが…
しらべぇ編集部が留学経験のある10~60代の男女141名を対象に調査したところ、全体の78.0%が「海外留学には意味があった」と回答した。
外国の知人から様々な国の文化や習慣を教わり、語学が上達するうえ、視野も広がる海外留学。若いうちに一度は経験したいものだ。
だが、異国の地で唯一親代わりになるホストファミリーには、残念ながら「当たり外れ」がある。高いお金を受け取っておきながら冷凍食品しか与えない家庭や、テスト期間にも子守を押し付けられるなど、ホストファミリーとの間にトラブルが生じることも多い。
留学時に困ったことがあったときは、留学生センターやヘルプデスクなどに相談することをお勧めしたい。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)
対象:全国10代~60代の海外留学経験のある男女141名(有効回答数)