セブンイレブン、季節感ガン無視の商品が話題 じつは時代のニーズに適合していた
セブン-イレブンに突如、「季節感ガン無視」と話題の商品が登場。その背景を探ってみると…。
この時期に人気のコンビニフードと言えば、おでんや肉まんなど、体を芯から温めてくれるメニューが鉄板…のはずなのだが、突如「セブン-イレブン」が冬にそぐわない商品を発売。
ユーザーからは驚きの声と共に、歓喜の声が多数上がっている。
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■今、冬ですよね…?
セブンでは9日より、「6種具材のこだわり 冷し中華」を販売スタート。冷やし中華と言えば夏の代名詞的存在であり、飲食店の店先に貼り出された「冷やし中華始めました」という文言は、それだけで人々に「夏の訪れ」を実感させる効果を持つ。
しかし、いくら美味しい冷やし中華といえど、2月上旬に発売するのは流石に早すぎやしないだろうか。実際、ツイッター上には驚きの声が続出しており、「セブンでもう冷やし中華売ってる…」「季節感ガン無視で笑った」「もう冷やし中華食べられるってマジ?」などのツイートが散見された。
■歓喜の声も多数
一方で「これを待ってた」「普通に冬でも食べたい」といった具合の好意的な意見も非常に多く、冷やし中華の根強い人気を改めて感じさせる。
また奇しくも、こちらの販売スタートに呼応するかの如く、全国的に気温が上がり始める事態に。13、14日などは春の日差しを感じさせる地域も多く、もしセブン側が気温変動を察知していたとすれば、かなりの先見の明である。
そこでセブンの広報担当に、今回の冷やし中華販売に関する詳しい話を聞いてみたところ、予想以上にスケールの大きな「狙い」が明らかになった。