トミカの鬼滅コラボ、明らかに1台だけゴツい じつは原作愛あふれる理由があった
ジャンルの垣根を越えた様々なコラボを実現してきた『鬼滅の刃』が、今回はトミカとコラボ。その内容を受けて驚くファンも少なくない。
大人気作品『鬼滅の刃』キャラクターをモチーフにしたトミカが、4月中旬より発売決定。その内容を受けてファンからは驚きと喜びの声が相次いでいるが、中には原作とのギャップに思わず首を捻ってしまった人もいるようだ。
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■人気キャラが勢揃い
今回のコラボで発売されるのは、主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)にその妹・禰豆子(ねずこ)、炭治郎が所属する鬼殺隊の同期剣士である我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)、栗花落カナヲ(つゆり・かなを)をそれぞれモチーフとしたトミカ計5台。
いずれのモデルもキャラたちの特徴を見事に掴んでおり、例えば炭治郎のモデルはお馴染みの「市松模様」を施し、ひと目で彼だと分かるデザインに。
禰豆子モデルはフロントグリルの部分が「竹筒」のようなデザインになっており、作中で竹筒を咥えている禰豆子の様子を独自のセンスで見事に再現。細かい部分のこだわりが、非常に通好みである。
■一方で違和感も…
こちらの発表を受け、10日午前中から午後にかけ、ツイッターでは「鬼滅の刃トミカ」というワードがトレンド上位に浮上。一方でコラボ商品のラインナップを受け、違和感を抱いたファンも決して少なくないようだ。
まず挙げられるのは、今回フォーカスされた5名のキャラについての違和感。基本的に『鬼滅』の主要キャラといえば炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助の4名が鉄板であり、こちらの4名はファンの間では「かまぼこ隊」の愛称でも親しまれている。
前述したとおりカナヲは炭治郎の同期なので、今回のラインナップに名を連ねるのは決して不自然ではない…のだが、炭治郎の同期剣士は善逸、伊之助、カナヲに不死川玄弥(しなずかわ・げんや)を加えた4名のはず。
つまり今回のコラボでは、玄弥のみが「仲間外れ」のような状態になっており、ツイッター上には「玄弥も仲間に入れてあげてよぉ!」「いつものメンバーにカナヲも混ざってるから、玄弥もいけるのでは?」といった嘆きの声が上がっていた。