つい左右を混同してしまう女子大生 「このままではマズイ」と向かった先は…

『話を聞かない男 地図が読めない女』の本もヒットしたが、根本的な解決方法はというと…?

2021/02/07 16:00

迷う女性
(yamasan/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

あらゆるシチュエーションで左右を混同してしまうことに、長年悩んでいたオーストラリアのある女性。このたび見事に解決されたとして、話題になっている。イギリスの『The Sun』や『Daily Mail』などが報じた。


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■幼少期から左右を混同

オーストラリアのキャンベラに住む、女子大学生のディコーディア・レインさん(23)。彼女は幼い頃から左右をたびたび混同してきた。

車の運転でも間違いを犯し、何歳になっても改善されないことは大きな悩みだった。社会人になればトラブルにもなりかねない、どうにかしなければと危機感を募らせたレインさんは、タトゥーを彫ることを決意したのだった。

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■きっかけはゲーム

きっかけは昨年、数名のチームで地図を片手に自転車で町を周りながら、ミッションをクリアしてポイントを稼ぐ、『スカベンジャー・ハント』というゲームに参加したことだった。

ナビゲーションを担当するも、何度も左右を間違えて指示したレインさん。見かねた友人が、レインさんの手にマジックペンで「L」「R」と書き、それを見ることで間違いがゼロになった。

これに感激したレインさんは、さっそくタトゥーアーティストのもとへ。Leftの「L」を左手に、そしてRightの「R」を右手に、サイズは小さいが、さっと読み取れる手首に近い親指の付け根に彫ってもらった。

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■気になる人々の反応

レインさんが友人たちにその写真を送ると、「マジで彫ったの? ウケる! 左右がわからないなんて、本当におバカだったのね」などと呆れたような返信があったが、インスタグラムの反応は少し違った。

多くの「いいね」が付き、「私も左右が分からなくて悩んでいたの。ナイスな解決方法ね」など、好意的なコメントがたくさん寄せられたのだ。

意外にも同じ悩みを持っている人が多いと知り、レインさんはメディアの取材に「友人には散々バカにされたけれど、もう恥ずかしくないわ!」と話している。


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■方向音痴な女性は多い

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査を実施した結果、「自分は方向音痴だと思う」と回答したのは全体の41.0%。男性の28.8%に対し女性は51.9%と、20ポイント近い差があることも判明した。

方向音痴

20代の56.8%をトップに、すべての世代で女性の割合が高い一方、男性はどの世代においても3割、あるいは2割を切っている。

地図を素早く読み取れるか否かは空間把握能力次第といわれるが、男女でこれだけ差があるというのは、正直かなり驚きではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国20代~60代の男女1732名(有効回答数)

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