泥酔男がマスク拒否でCAに頭突き 到着後の即逮捕に乗客は拍手喝采
飛行機の中でとんでもない迷惑行為に走った男が、着陸後に逮捕された。その様子を見た乗客からは、拍手が沸き起こったという。
酔った男が機内で暴れ、ハレンチ行為や暴力などで客室乗務員を大いに困らせた。目的地に到着し男が逮捕されるまでの経緯を、『New York Post』などが報じている。
■酔っていた男がマスク拒否
1月29日のこと、ある男(24)がテネリフェ島発の飛行機に乗り込んだ。目的地は英国・マンチェスターで、到着後は同棲予定の恋人宅を目指す予定だったが、男は搭乗の前に酒を飲み、すっかり悪酔いしていた。
そのせいで客室乗務員の指示には一切従わず、「新型コロナウイルスの感染予防のためマスクを着用してください」というお願いも無視。誰彼かまわず怒鳴りつけたほか、落ち着かせようとする客室乗務員を手荒に扱い困らせた。
■セクハラや頭突きも
「俺から離れねえと、ぶん殴るぞ」。そう怒鳴った男は、男性客室乗務員のひとりに頭突きを炸裂。さらにエスカレートし、女性客室乗務員の腕を撫で回して抱きつこうとした。
機長も騒ぎに気づいたが、コロナ禍ゆえに緊急着陸できる空港がなく、しかたなくスピードを上げてマンチェスターへ急ぐことに。予定より25分ほど早く到着し、直後に警察が機内に立ち入った。