いち西武ライオンズファンのツイートがキャンプ地の飲食店救う 「本当に感謝」
新型コロナウイルスの影響で、今年のプロ野球は例年と違う。記者が現地に行ってみると…
各地で12球団の春季キャンプが行われているが、今年は新型コロナウイルス感染対策のため各地無観客での開催になっていることは周知に通り。
毎年現地には多くの飲食店がテント形式で出店し、練習を見学にしにきたファンを喜ばせているが、今年はその姿がなく寂しい状況だ。
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■ホテルはガラガラ
宮崎・南郷で開催されている埼玉西武ライオンズのキャンプ。
ライオンズ取材のため記者が宿泊する市内ホテルの従業員は「キャンプの時期は毎年数千人規模で、連日ファンの方がこの地を訪れるんです。うちでは部屋を増設するなど準備はしていたのですが、今年はガラガラ。別館の宿泊はお客さん1人だけですよ」と厳しい実情を話してくれた。
■ファンがツイートで応援
全国各地で非常事態宣言が発令されていることもあり、町中はどこかひっそり。
県外から訪れたと思われる人は報道陣以外ほとんど確認できなかった。飲食店も19時にどこもラストオーダーとあり、滞在中、記者の夕食はほぼコンビニのお弁当だった。
そんな中、ある心温まるツイートを見つけた。ライオンズファンのツイッターユーザー・ちよママさんのつぶやきだ。
「ライオンズファンの皆様 南郷キャンプで毎年テントを出して地鶏や焼き芋を販売しているお店が、無観客になってしまって仕入れた食材が無駄になってしまうようです。そこで通販で販売するということで、ご協力頂けると嬉しいです」と、キャンプ地フードコードに出店しているお店を助けるべくで応援を呼びかけていた。
ライオンズファンの皆様
南郷キャンプで毎年テントを出して地鶏や焼き芋を販売しているお店が、無観客になってしまって仕入れた食材が無駄になってしまうようです
そこで通販で販売するということで、ご協力頂けると嬉しいです— ちよママ (@c_zscs_ky7) January 26, 2021