漫画家・小林よしのり氏、アンジャッシュ渡部建バッシングに異議 「告発自体が快感に」
昨年末に謝罪会見を開いたもののの、その後も批判が収まらないアンジャッシュ・渡部建の不倫問題。よしりん先生の意見は…。
アンジャッシュ渡部建が文春砲で不倫を暴かれ、世間の袋叩きにあったのは記憶に新しい。昨年末に渡部は謝罪会見を開いたが騒ぎはいっそうに収まりそうにない。「色恋沙汰は当事者間の問題だ」と、過熱する報道に苦言を呈する漫画家の小林よしのりさんにコトの本質を語ってもらった。
■「タレ込む意味がわからない」
−−−昨年の芸能界の最大の話題というと、アンジャッシュ渡部建の不倫でした。彼はそれを報じた文春砲ですべてのレギュラー番組を降板させられ、地上波から消えました。小林先生は「よしりん辻説法」で、渡部の件について触れていますね。
小林:そうそう、多目的トイレでやったという件ね。
−−−『週刊文春』では、女優の佐々木希という妻がいるのに、渡部は一般女性を相手に多目的トイレでコトに及んでいた。そして、その際に1万円を渡していたと報じられました。
小林:あれは女性がタレ込んだわけだよね。ワシにとっては意味が分からない。相手が妻帯者ってことがわかっていながら、その女性は肉体関係になった。
イヤだったのであれば、拒否すればいいわけじゃない? 合意だったわけでしょ。なんで後になってそれを問題視して週刊誌にタレ込むのよ。
■女性の心理は…
−−−確かに一般社会で考えれば、相手が既婚者であったことを承知で不貞をした場合、相手の連れ合いに訴えられれば、賠償金を払うことになります。
小林:そうでしょ? だから、全く意味がわからないね。きっとやってしまった後で、「自分がひょっとしたら蔑ろにされてるんじゃなかろうか」とかね、「なんか自分は軽く見られたんじゃなかろうか」とか思い始めたんだろうね。
それで「なんかシャクに触るわと、あの人があのまんまスターでい続けること自体を私が妨害してやる」というような邪悪な気持ちが芽生えっていったんでしょう。
要するに自分だけを見てほしかった、奥さんを捨ててほしかったということなんだろうね。でも、その女にしてみれば、遊びだったわけだ。