口論の末に15歳少女を刺殺 12歳から14歳まで少女4名を殺人容疑で逮捕

友人から刃物を向けられた瞬間、15歳の少女はどれほどの恐怖を強いられたことだろう。

2021/02/01 07:00

集団暴力
(LSOphoto/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

友人グループと思われた5名の少女たち。だが、1人のポケットにはナイフが隠されていた。このたび米国のルイジアナ州で、15歳の少女が友人の1人にナイフで刺され死亡したことを、地元の『KLFY-TV』ほか多くのメディアが報じている。


関連記事:20歳の継母に禁断の恋をした13歳少女 激しく嫉妬した30代の父親を殺害

■食料品店で大喧嘩

事件は23日午後7時半ごろ、ルイジアナ州カルカソー郡のレイクチャールズ市で発生した。

10代前半の少女5名のグループが、スーパーマーケットの『ウォルマート』で激しい口論を繰り広げ、そのうち15歳の少女がナイフで胸を刺されて倒れ、ほかの少女たちは逃走した。刺された少女は、市内の病院に救急搬送されるも死亡した。

関連記事:被害者の心臓を犬に与えた男に26年の禁固刑 10代グループの強盗致死事件に進展

■全員を少年拘置所へ

その後、カルカソー郡郡保安官事務所は、店から逃走していた12歳から14歳までの4人の少女の身柄を拘束。現在、全員が少年拘置所で過ごしている。

うち、リーガン・ブルサードという13歳の少女が第二級殺人の容疑で起訴され、ほかの3人の少女については、刃物を手にしていなかったものの殺意は等しかったとして、共謀共同正犯の責任を問われることになるという。

関連記事:隣人トラブルがメッタ刺し事件に 重い障害を負った被害者の母が激怒

■「情報は慎重な取り扱いを」

同保安官事務所は、この事件に関して「大変ショックな事件で胸が痛みます」としたうえで、加害者4名の年齢が12歳、13歳、14歳であることから、事件の報道においては個人情報の取り扱いに十分な配慮を求めた。

また、被害者や加害者に関する情報提供の協力を市民に呼び掛ける一方、個人を特定するようなネットへの書き込みは断じて許されないと強調している。


関連記事:ロリコン男が出会い系アプリでバツイチ看護師と交際 娘2人を性的暴行のうえ殺害か

■凶器を向けられた経験は?

しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「包丁など凶器を他者から向けられた経験がある」と回答したのは全体の11.3%。全年代で、男性のほうが多いこともわかった。

包丁など凶器を向けられた経験者の割合

刃物など凶器を持ち歩き、他人にそれを向ければ、自分の人生も棒に振る。このことを決して忘れてはならない。

・合わせて読みたい→20歳の継母に禁断の恋をした13歳少女 激しく嫉妬した30代の父親を殺害

(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日 
対象:全国10代~60代の男女1,653名 (有効回答数)

【Amazonセール情報】ココからチェック!