16歳の妹を妊娠させ子供を産ませた兄 下されたのはわずか32ヶ月の実刑判決
10代だった妹と深い関係になり、妊娠させた兄。その結果、妹の人生はすっかり狂ってしまった。
■逮捕された兄
生まれた赤ちゃんが5歳になったころ、女性はようやく母親に事実を告白。「お兄ちゃんがあの子の父親なの」と伝えたが、当時は通報することができなかったという。
事実を知られることで、家族にも迷惑をかけてしまう。そんな罪悪感から口を閉ざしていたが、2018年には警察が介入し、同年10月に兄を逮捕した。
「兄が大好きだったのに、あんなことになったせいで、今の私には家族もいません」「私の人生は台無しにされました」と女性は告白。兄との間に生まれた娘も事実を知り、怒りをあらわにしたと伝えられた。
■4割弱は「縁切る」
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の37.4%が「家族が性的に変質者だとわかったら縁を切る」と回答した。
女性の家族が近親相姦に走った男性と絶縁状態かについては、明かされていない。現在、兄はすでに47歳。女性は40歳になっているが、今も苦しみは消えないという。
ちなみにこの兄にようやく下された判決は、懲役32ヶ月の実刑判決。反省しており再犯の可能性は低いと判断されたもようだが、妹や妹が産んだ子供は、一生癒えない心の傷を負ってしまった。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代男女1,732名(有効回答数)