狂暴なサルが民家に侵入し襲われた赤ちゃんが重傷 「犯人」は殺処分に
知らない間にサルが家に入り、赤ちゃんを襲う。そんな悪夢のような出来事が、実際に起きてしまった。
施錠してあったはずのドアをこじ開け、ある民家に入ったサル。そこで見つけた赤ちゃんに襲いかかり、腸がはみ出すほどの重傷を負わせたことを、『The Sun』など海外メディアが報じた。
■サルが家の中へ
つい先日、マレーシア・ペナン州で暮らす赤ちゃん(生後50日)が、自宅の居間で腹を空かせていた。このとき、赤ちゃんは目を覚ましたばかり。母親は赤ちゃんに飲ませるミルクを用意しようと台所に行き、少しのあいだ赤ちゃんから目を離したという。
ちょうどその頃、サルがこの家に接近。ドアを動かした衝撃で鍵が外れたらしく、サルはそのままドアを開け家の中に入った。
■狙われた赤ちゃん
居間に侵入したサルは、赤ちゃんを見るなり襲撃。頭、頬、さらには腹にまで噛みつき、そのまま引きずり回すなどしてケガを負わせた。
大きな泣き声に驚いた母親は慌てて居間に向かい、血まみれの赤ちゃんとサルを見て愕然。ほどなくして赤ちゃんの父親が外出先から帰宅し、大急ぎで赤ちゃんを病院に連れて行った。
腸の一部が飛び出すほどの重傷を負っていたものの、赤ちゃんの手術は無事終了。数週間は退院できないというが、今のところ命に別状はないもようだ。