「男を産め」という重圧に耐えかね… 双子女児を出産した女が凶行に及び逮捕
「絶対に男の子を産んでね」。そんな言葉に相当なプレッシャーを感じていた女が、女児を出産し、理性を失った。
■見つかった遺体
警察に事情を聴かれ動揺した女は、「私が殺しました」と告白。「男の子を産まなかったせいで、家族になじられました」「それに赤ちゃんの世話を誰も手伝ってくれなかったのです」とも話し、さらに「体調が悪く泣いてばかりいるほうの赤ちゃんを、貯水タンクに捨てました」と打ち明けた。
発見された赤ちゃんは病院に搬送されたが、すでに死亡していたという。許されない行為に走った女はそのまま逮捕され、署に連行された。
■出産に対する思い
しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女1,789名を対象に調査した結果、全体の50.6%が「全ての出産は奇跡だと思う」と回答した。
にもかかわらず、日本でも多くの女性が「女の子を産んで」「後を継いでくれる男の子がいい」「絶対に2人は産まなくちゃ」などという周囲の期待に悩まされる。
命をかけて、赤ちゃんを産もうとしている妊婦たち。ただでさえ不安な時期に、むちゃな要求で悩ませることは控えてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)