ハワイ・オアフ島でUFO目撃談が相次ぐ 「青白い光がゆらゆらと…」
UFOの存在を確信する人は、ますます増えているという。そんななか、ハワイのオアフ島西部でそれらしき飛行物体が目撃された。
ハワイ・オアフ島でこのほど、海辺の空を横切るUFO(未確認飛行物体)の目撃談が相次いでいたことがわかった。『Hawaii News Now』『ABC 11 News』ほかが騒動を報じ、SNSでも大きな話題になってる。
■青い光がゆらゆらと…
昨年末の午後8時半ごろ、オアフ島の911緊急通報指令室に、島西部のリーワードやナナクリに暮らす住民たちから、多くのUFO目撃情報が飛び込んだ。
「不気味な青白い光が夕方の空を横切った」「青い光がゆらゆらと揺れて飛び、最後は海のほうに落ちていった」「長方形の青と白のUFOを目撃した」などと伝えられたという。
■米・連邦航空局の声
ツイッターはこの話題で沸き、「UFOではないか」「飛行機の墜落か」「エイリアンはついにハワイをターゲットにしたか」などと騒がれた。
その流れのなか、アメリカ連邦航空局(FAA)の関係者は「現地の警察からも航空機関連の事故に関する照会が入りましたが、事故の情報は一切ありません」とツイートした。
■あるユーザーの説明に納得
ホノルル警察も「何ら情報が得られない」としているが、あるユーザーは「UFOのように見えるものは、実際はLEDカイト(電飾凧)であることがほとんどだ」とツイートした。
その科学的な説明に、人々も納得。UFOの飛来か航空機の墜落事故かという騒動は、そこで一件落着となったようだ。
■人気上昇中のLEDカイト
ツイッターのユーザーが触れているLEDカイトは、周りにLEDライトの電飾を付けて飛ばす凧のこと。今回は青や白だったが、赤や緑もある。
相当高くまで上がれば、揺れることはあってもホバリングしているように見える。これをUFOと勘違いするケースが、ハワイだけでなく世界そして日本でも増え、認知度も上がっているという。
しかし、暗い空にUFOらしきものが現れ、本物なのに誰もが「どうせLEDカイトだろう」と思ってしまう、そんな日が来る可能性はゼロとは言えないだろう。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)