コロナ禍の犯罪は「マスクがあるから余裕」 調子に乗った元警備員をスピード逮捕

新型コロナウイルスの感染が拡大し、仕事を失った男。生活に困った末にスリ行為に走ったが、あっという間に逮捕された。

スリ
(CreativaImages/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

仕事を失い金に困った男が、他人の財布を盗もうと企んだ。マスク着用もあって「これなら誰だか分からない」と考えたというが、一瞬の行動が原因で身元を特定されることに

。パンデミック、失業、困窮、スリ、そして逮捕をわずか1年のうちに経験した男について、『Times Now』などが報じている。


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■失業した男

インド・西ベンガル州コルカタで暮らす男の運命が、新型コロナウイルスの感染拡大ですっかり狂ってしまった。男は長いあいだ警備員として働いていたが、コロナ禍で失業。いきなり収入がなくなり、安定した暮らしを失ったのだ。

そんな中、感染を予防するためマスクを着用し始めた男は、「これさえあれば悪いことをしても大丈夫」「絶対に俺だとバレない」と思うようになった。

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■スリ行為に走った男

男はさっそくショッピングモールに向かい、スリ行為を開始。昨年12月25日にはある女性客に目をつけ、一瞬の隙を狙い財布を盗んだ。

そのまま急いで立ち去った男は「逮捕されるわけがない」と過信していたが、逃げ切る前にあるミスを犯していた。

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■スピード逮捕に成功