男性受刑者が自らの陰茎を切断 面会に来なかった妻に絶望か
刑務所から受刑者の家族に届く、年に1度の貴重な「夫婦面会」の案内状。しかし男の妻は、夫と会うことを拒否してしまった。
服役の日々が続くなか、愛する家族と温かい気持ちで語らいながら過ごすひと時が、「懐かしくてたまらない」という受刑者は多い。ところがある男の受刑者の妻は、今年まったく面会に現れなかった。それに絶望した彼は…。
驚きのニュースをスペインの『Euro Weekly News』や英国の『Metro』などが報じている。
■「こんなもの不要だ」
スペイン・アンダルシア州カディス県の、エル・プエルト・デ・サンタ・マリーアにある「プエルト3(Puerto III」という刑務所。ここで数日前、下半身を血だらけにした男の受刑者が併設の医療センターに搬送された。
患部はなんと陰茎。「こんなもの、もう不要だ」などと言いながら、自ら陰茎を切断したのだった。プライバシーを重んじ、受刑者の名前などは明らかにされていない。
■特別な「夫婦面会」
きっかけは、受刑者が伴侶と数時間から数日間、部屋で2人だけで過ごすことを許可されるクリスマスならではの「夫婦面会」にあった。
欧米の刑務所や拘置所では、素行の良い受刑者(被収容者)に限って褒美としてこれが認められており、クリスマスイブにはプエルト3にも受刑者の伴侶が大勢訪れていた。だが自分の妻だけはついに訪れず、男はこれにかなりのショックを受けた様子だったという。