小布施町役場職員が新型コロナに関する不適切発信 大混乱した町を直撃

町のかわいい公式キャラクターのアカウントがとんでもない事態に。その真相を追った…

2020/12/31 05:00

■個人的見解を発信

この投稿をしていたのは、町役場の教育委員会に勤務する行政職員。町の聴取に対して「国や町の新型コロナウイルス対策に思うところがあったため、個人的見解を発信した」と話したという。

これに対して町長自らが「町のアカウントを使ってやるべきことではない」と厳重注意したところ、反省の姿勢を示したという。また総務課職員は、取材に対して「当該職員にアカウントの管理や発信をすべて任せきりだったこともこのような事態に陥った原因のひとつ」と述べた。

年末年始休みが終わった段階で、当該職員の処分やツイッターアカウント運営をどうしていくかについて本格的に検討するという。


関連記事:女性へのわいせつ行為で黒潮町長が辞職 職員は「自慢の町長だったが」

■ツイッター発信を当面見合わせ

市村良三町長は、「新型コロナウイルス感染症に対する町の取り組みについて、疑念や混乱を生じてしまったことにつきまして、心よりお詫び申し上げます」コメント。

「おぶせくりちゃんにより発信された当該のツイート内容につきましては、町の公式見解とは異なるものです」としている。

さらに、「おぶせくりちゃんのツイッターでの発信については、当面見合わせることとし、発信体制の見直しや再発防止策の検討に取り組んでまいります」と今後の方針を表明した。

・合わせて読みたい→富山の小さな町が動画でオンライン帰省のススメ 町長は「離れていても家族」

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【Amazonセール情報】ココからチェック!