50代女性の3割が「お年玉は悪しき慣習」 憂鬱になってしまう理由とは

2020/12/31 19:00

■職業別に見ると…

さらに「お年玉は悪しき慣習」と感じている人を職業別に見ると傾向が出た。

経営者の割合が最も高く、32.6%。続いて専業主婦の29.7%、自営業の28.6%と続く。そして最もお年玉に寛容だったのは、もらう人が多い学生で11.8%に。自分で会社や商店などを経営する人は否定的で、もらう人は肯定的という傾向が極めて強い結果となった。


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■「廃止してほしい」と話す人も

「お年玉を廃止してほしい」と話すのは40代女性のAさんだ。

「正月、2人の妹の子供たち4人がやってきて、お年玉をせびってくる。なぜ子供というだけでお金をあげなければいけないのは、かなり違和感がある。ちなみに私は、離婚して今は実家暮らし。


両親からは『あんたももらってた時期があったんだからあげなさい』といわれるけど、4人に5,000円ずつ配ったら2万ですよ。2万稼ぐのに、どれほど苦労するか。しかも、正月くらいしか顔をあわせないわけですし。そんな関係性で、『正月だから』と、渡すのは抵抗を感じてしまう」


景気よく渡してあげたいけれど、なかなかの出費になるお年玉。せめて大事に使ってほしいものだが…。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年12月11日~2020年12月18日
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)

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