RIZIN初代アンバサダー・くるみ 「試合前の煽りVTRにも注目してほしい」

アンバサダーとして行った朝倉未来選手のインタビューでは、他の記者から未来選手のNG質問をするように頼まれ…

■朝倉未来選手にNG質問をするハメに

くるみ

―――逆に、くるみさん自身がインタビューでこわばったことはないですか?

くるみ:私は本当にそれがなくて。緊張しないし、人と話すのも好きだし、平気。でも、周りの記者の方たちの緊張は伝わってきます。


以前、朝倉未来選手が試合前のインタビューがあったんですけど、朝倉選手はコンディションを聞いてほしくない、と事前におっしゃっていたらしくて、でも記者の人たちとしてはコンディションを聞きたい。


その時、(他の記者たちが)「未来くんが来たら、コンディション聞いてくれない?」って。私、それが初めてのインタビューなんですよ(笑)! ええーっ、と思ったんですけど、「コンディションどうですか?」って聞いたんです。


―――え、聞いたんですか!?

くるみ:そうなんです! じゃあ、朝倉選手が笑って、「コンディションは微妙かな?」って、ふざけてくれて。優しい方でした。


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■アンバサダーとして何ができるか不安

―――アンバサダーというオフィシャルの肩書きがついたことで、気負いすぎてしまう面もあるのかなと思っていたのですが、こうしてお話を聞いていると、くるみさんは大丈夫そうですね。

くるみ:それが、めっちゃ気負ってるんです(笑)。アンバサダーを務めるのは私が初めてということもあって、RIZINのアンバサダーとして何かできるかを私自身がしっかり考えて伝えていきたいと思っています。


RIZINガールもいる中で、自分ができることって何だろう、と考えたとき、それがすごく難しかった。もしかしたら、何もやり遂げられないまま、終わってしまうかもしれないですし、今でも、このままでいいのかな? って、ずっと考えています。


―――前例がないだけに、“正解”がない…。難しいですね。

くるみ:アンバサダーに就任したことで、格闘技ファンのみなさんからメッセージを送ってもらうようになったのですが、格闘技ファンの声を聴くことはすごい大切だなと思いました。


アンバサダーはRIZINとファンのちょうど中間だと思っているので、その思いを伝えることも私の役目なのかなとは思っています。

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