斎藤佑樹、右ひじ靭帯断裂が判明 現役続行を疑問視する声も
来シーズンも現役続行が決まっている斎藤佑樹投手にアクシデント発生
■右ひじ靭帯を断裂
斎藤投手は10月16日のイースタンリーグ・読売ジャイアンツ戦で右ひじに異常を訴え降板。その2日後、病院でMRI検査を受けたところ、右ひじの靭帯を断裂する重傷を負っていると診断された。
右ひじ靭帯を断裂した場合、ダルビッシュ有投手や大谷翔平選手ら多くの投手が受けた「トミー・ジョン手術」が一般的な治療法とされるが、復帰に約1年を要することから、斎藤投手はこれを採用しない方針。日数の早い保存療法で、来シーズンの復帰を目指すという。
■今シーズンは1軍登板なし
早稲田実業高校時代に甲子園優勝投手、早稲田大学では東京六大学野球通算31勝と輝かしい成績を残した斎藤投手。プロ入り後は1年目に6勝したものの、年々成績は下降し、10年目となる2020年は1軍のマウンドを踏むことができなかった。
また、今シーズンは2軍でも19試合に投げ、1勝3敗、防御率9・31と成績を残せていないことから、一時はスポーツ紙上で「戦力外通告を受けるのではないか」「現役引退を決めた」などと噂される。
ところが日本ハムは12月、同投手と来季の契約を更新。2021年シーズンも現役投手としてマウンドに立つことが決まっていた。