本物そっくり『緑のたぬききゅーぶ』がクリスマス発売決定 開発秘話をメーカーに直撃
同級生コンビが驚きのコラボ商品を完成させた。開発担当者のそのこだわりとは…
2020/12/24 13:40
■シリーズ累計1,400万個突破
「緑のたぬき天そば」は1980年に誕生し、地域の嗜好に合わせてだしの原料を変えており、かつお節のだしをベースに醤油でバランスよく仕上げたつゆが特徴。現在、北海道・東向け・西向け・関西向けの4種類を展開中だ。
また「ルービックキューブ」は、エルノー・ルービック氏が開発した立体パズルで、3次元幾何学を学生に説明するために木で制作したのがはじまり。1980年に世界展開を開始し、シリーズ累計出荷数は日本国内で1,400万個を突破している。
■本物を3Dスキャンしたデザイン
今回のコラボ商品は、パッケージが実物とそっくりなだけではない。ふたを開けると、「緑のたぬき」を3Dスキャンして制作した天ぷらと麺が立体的にデザインされたルービックキューブが入っている。
ルービックキューブの天面には実物と同様に天ぷらが乗っていて、完成させるには天ぷらを正しくそろえなければならない。
また、9つに分かれた天ぷらをそろえるべき位置が決まっているため、通常一面の色をそろえるルービックキューブより難易度が高くなっている。「ルービックキューブファン」にもたまらない逸品だ。
■何度もしまえるパッケージ
ふたはプラスチック製のため、遊んだあとは繰り返しカップの中にしまっておくことが可能。また、通常はスープが入っている袋が折りたたみ式の攻略書となっている。
発売元のメガハウス開発担当者は、しらべぇ編集部の取材に対して「本物そっくりの立体感と凹凸感をつけたことが最大のこだわり」と述べた。25日から全国の玩具取り扱い店で一斉発売され、価格は2,980円(税抜)となっている、
・合わせて読みたい→セブンイレブンで『赤いたぬき』など2つ買うと貰えるモノがかわいすぎた
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)