今さら聞けない『珪藻土』って何と読む? ニトリなどが商品を自主回収
ニトリなどが自主回収を発表し、ニュースのキーワードとなっている『珪藻土』。正しい読み方を知っている…?
22日、ニトリホールディングスが、自社で販売していた珪藻土のコースター、バスマットなどの商品について、法令の基準を超えるアスベストが含まれることが判明したとし、当該商品9種、240万個以上を自主回収すると発表。
そうした中インターネット上では、このニュースのキーワードである『珪藻土』の読み方が分からないという声が、少なからずつぶやかれている。
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■正しくは「けいそうど」
『珪藻土』の読み方は「けいそうど」。インターネット上では「ふようど」と読んでいた人も少なくなかった様子で、「珪藻土の読み方が『ふようど』しか思い付かなかったからそのままふようどって読んじゃった…」「ずっと『ふようど』って読んでた」といった声がチラホラ。
また、「今年最後に学んだことは、珪藻土の読み方」「珪藻土の読み方間違ってたことに気付く…けいそうどなのね」と、今回の報道をきっかけに正しい読み方を覚えたという人も多い様子だ。
■珪藻土とは
「珪藻土」とは、「珪藻」という植物プランクトンの殻が沈殿して化石化し、その化石を原料としている土のこと。主成分は「二酸化珪素(SiO2/にさんかけいそ)」で、建材としても注目されている。
吸水性・速乾性に優れた珪藻土を使ったバスマットなどが近年人気を博し、最近ではコースターといった生活雑貨が、100円ショップなどにも並ぶようになった。
■漢字忘れを痛感した人も
「珪」「藻」は日常生活であまり目にしない漢字であるが、IT社会とも言われる昨今、PCやスマートフォンの影響で、漢字が書けない、忘れてしまったという人も少なくないよう。
しらべぇ編集部が過去2回実施した調査でも、6割以上の人が「スマホやPCの影響で漢字を忘れていると感じる」と回答している。
2020年に全国10代~60代の男女2,168名を対象に実施した調査では、66.0%にも及んだ。
今回の「珪藻土・ふようど」問題に際しても「スマホの予想変換に頼りすぎて漢字忘れてるのヤバイ」といった声がつぶやかれている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代の男女2,168名/20代~60代の男女1,365名(有効回答数)