離婚して大量のAVを持ち実家に戻った息子 無断処分した両親を訴え勝訴
離婚した後、男性は家賃がかからないのを良いことに実家に戻り、自室でずっとポルノ鑑賞を続けていた。
離婚後、両親と同居するようになったひとりの男性。彼は大量のアダルトDVD・ビデオや関連グッズと共に実家に転がり込み、両親を困惑させた。苛立ちを募らせた父親はそれらを無断で処分し、息子に訴えられてしまった。
珍しい裁判の話題を英米のメディア『The Sun』『Fox News』などが報じている。
■両親は不快感でいっぱいに
現在、米国・インディアナ州で一人暮らしをしているデヴィッド・ワーキングさん(42)。彼は妻と2016年後半に離婚し、2017年からミシガン州グランドヘヴンの実家で両親と共に暮らすようになった。
だが、1,605本のアダルトDVD・ビデオ、雑誌、そしてアダルトグッズ50個をぎっしりと詰めた段ボール十数箱と共に実家に転がり込んだ息子に、「こんなものに溺れていては人生が台無しになる」と言って両親は歓迎しなかった。
■裁判官は息子の主張を支持
両親との関係は悪くなる一方で、デヴィッドさんはインディアナ州へ転居することに。いくつかの段ボールを置いて実家を出て、両親に「送ってほしい」と依頼したときに、自分の「宝物」が無断で処分されたことを知った。
レアものや廃盤も多く、日本円にして300万円ほどの価値があるとしてデヴィッドさんは激怒。昨年4月、両親を相手に損害賠償を求める裁判を起こしていた。
その裁判がこのほど結審。裁判官は「両親に我が子の所有物を処分する権利はない」と述べ、デヴィッドさんの勝訴が決まった。
■息子批判のコメントが相次ぐ
この話題が報じられると、人々からは「お父さんのしたことは正しい」「そんなに高価なコレクションなら、売却してお金にし、さっさと両親の元を出るべきなのに」「老いたご両親がただ気の毒」などと、デヴィッドさんを批判するコメントが続々とあがっている。
両親への請求金額は来年2月に決定するが、その計算にあたっては、ラスベガスの「エロチック遺産博物館」が協力するという。
■スケベだという自覚は?
しらべぇ編集部が全国10代~60代の男女2,168名を対象に調査してみたところ、「自分はスケベだと思う」と回答したのは全体の47.4%だった。
性年代別で見ると、女性は30代の48.1%をピークに年齢とともにぐんぐん下がるのに対し、男性では60.6%という30代あたりから年齢とともにぐんぐん上がっていくことがわかる。
「スケベ」は悪いことではない。だが、ほどほどにと自重することも大事。デヴィッドさんのように、それが生活の主たる部分になってしまったら、妻にも両親にもそっぽを向かれてしまうのだから…。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)