極寒の夜に電気ヒーターから火 ベビーベッドが燃え上がり赤ちゃんが重傷

夜中に赤ちゃんが寒い思いをしたら、かわいそう。そう考えた家族の行動が、思いもよらぬ結果を招いてしまった。

赤ちゃん
(Image Source/Photodisc/Getty Images Plus/写真はイメージです)

赤ちゃんには、夜も寒い思いをせずぐっすり眠ってほしい。そう考えた両親がヒーターをオンにしたまま就寝した結果、恐ろしい事が起きてしまった。赤ちゃんの身に起きた悲劇につき、『The Sun』などが伝えている。


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■突然の泣き声

ウクライナのザポリージャで暮らすある家族が、生後10ヶ月の赤ちゃんが眠るベビーベッドを一時的に台所に移すことを決めた。

その理由は、寝室にカビが生えたから。その除去が終わるまで寝室は使用できず、仕方なく寝場所を変えたがとにかく寒い。そのため心配した母親がベビーベッドの横に電気ヒーターを置き、オンの状態のまま眠ることにしたという。

しかし数日前、午前4時ごろに火災が発生。赤ちゃんの泣き声に驚き目を覚ました母親が確認したところ、ベビーベッドが燃え上がっていたという。

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■頭と顔に大ヤケド

焦った母親は赤ちゃんをベビーベッドから抱き上げ、慌てて通報。夫と力を合わせ消火し、そのまま赤ちゃんを病院に搬送した。だが赤ちゃんは頭、そして顔にも酷いヤケドを負っているほか、急性一酸化炭素中毒の症状も出ているという。

現場を確認した専門家は、「電気がショートした可能性がある」と分析。それに続きヒーターに火がつき、近くにあったベビーベッドに燃え移ったとの見方を公表している。

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■母親の苦悩は大きく