コロナ禍でもド派手なクリスマスイルミ 見物人殺到で警察が介入
カップルが家を美しくライトアップしたところ、多くの人が見物に。そのせいで何者かに通報され、警察に中断を促されてしまった。
クリスマスは、家を有名テーマパークのようにキラキラに飾り付けたい。ライトアップした家を多くの人たちに見に来てほしい。そう考え張り切っていたカップルが通報されたことを、『The Sun』などが伝えている。
■あるカップルの壮大な試み
英国・サマセットで暮らすあるカップルは、クリスマスの時期が来るたびに家を豪華にライトアップし、楽しんできた。
その出来栄えは、さながらウィンターワンダーランド。幻想的な光の装飾は多くの人々を魅了し見物人も増えたことから、カップルは訪問者から寄付金を集めては、チャリティー団体に贈るようになった。
そこで、カップルは今年もド派手なイルミネーションを披露し、チャリティーに貢献しようと考えた。様々な飾りに大金を費やし、数ヶ月かけて準備に精を出したという。
■見物人の密集が問題に
だが今年、カップルは想定外の苦労を強いられた。数百名もの見物人が押し寄せたことから、とりわけ新型コロナウイルスの感染拡大が心配に。そこで「ソーシャルディスタンスを確保してください」と何度も声をかけたが、無視されてしまったという。
その様子を見ていた何者かが、警察に通報。「あの家の前に人が押し寄せています」との連絡を受けた警察が状況を確認し、「イルミネーションはやめたほうがいいのでは?」と忠告するにいたった。
カップルもそれに応じ中断を発表したが、数日後に再開する可能性があると明かしている。