母親黙認の虐待で3歳男児が死亡 内臓破裂させた継父に12年半の実刑判決
腹を蹴られ、長いあいだ激痛に苦しみ泣きながら旅立った3歳児。母親はそれでも嘘をつき、暴力的な継父を守ろうとした。
まだ3歳。かわいい盛りの男の子に継父がひどい暴力を加え、死なせる事件が起きた。その最低な継父に実刑判決が下されたことを、『Mirror Online』などが伝えている。
■暴力的な継父
ロシアのある村で暮らしていた男の子(3)には、あまりにも怖い存在がいた。それは、母親(23)が結婚相手に選んだ継父(34)。継父は血の繋がらない男の子に愛情を注ごうとはせず、少しでも気に入らないことがあれば殴るようになった。
母親には男の子を含め4人の子がいるが、彼女もまた冷血で、残酷な継父の蛮行を止めようともしなかった。
■男の子の最期
今年7月に、母親と継父は外出し、友人らと酒を飲んで帰宅。すると男の子が泣いていたため、継父は苛立ち、腹を何度も蹴り上げた。その後、継父はぐったりした男の子を寝室まで引きずって行き、そのまま就寝。
早朝には母親が男の子の死に気付いたが、通報を前に遺体の汚れを拭うほど冷静だった。母親は自宅の片付けもすませ、冷たくなった男の子に清潔な衣服を着せてから救急車を呼んだ。