両親の離婚問題を友達に笑われ逆上 母親を惨殺した10代息子を逮捕
離婚したい父親と、それに応じようとしない母親。そんな両親のトラブルを友達に笑われた少年が、母親の死を願った。
妻と別れたい。そう願う父親と一緒に暮らしていた少年が、母親を恨むように。ついには刃物を向け殺害してしまったことを、『Times Now』などが報じている。
■両親の関係破綻
インド・デリーで暮らす少年(17)には、仲違いしたまま関係修復にいたっていない両親がいた。父親は離婚を望み、母親はそれを拒絶。合意には至らぬまま約3年前に別居を始め、少年は父親のもとで暮らしていたという。
父親の望みを理解していた少年は、徐々に母親を憎むように。母親と会ってもイライラした様子を見せ、妹たちがいても平気で「父さんと離婚しろよ」「離婚に応じないなら、母さんをぶっ殺すよ?」などと言い放つようになった。
■母親を殺害
11月30日のこと、少年は刃物を隠し持ったまま夜遅くに母親を訪問。「メシを食わせて」と言われた母親は喜んで食事を出し、息子とのひと時を過ごした。
食事が終わりしばらくすると、少年は「深夜になっちまった」「家まで送ってくれ」と要求。母親もそれに同意し一緒に家を出たが、その後に生きて帰宅することはなかった。