5歳児が夜の高速道路を歩き死亡 車から放り出した母親の交際相手を逮捕

歩いて自宅に戻ろうとするうちに、高速道路に入ってしまったのか…。真実を探ろうにも、少年はもうこの世にいない。

2020/12/06 06:00

夜の高速道路
(Apriori1/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

高速道路を幼児がうろうろと歩き、後ろから走ってきた車に猛スピードではねられ、死亡した。警察は幼児の保護者の車を探したが見当たらず、随所に設置された防犯カメラの映像を追った。そこで意外な事実が判明したことを、『Fox News』『Valleycentral』ほかが報じている。


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■雨降る夜間の高速道路で…

11月29日の午後8時頃、米国・アラバマ州ラッセル郡の高速道路である州道165号線を、独りで歩いていたオースティン・バーズアイくんという5歳の男の子が、後ろから走ってきた車にはねられ搬送先の病院で死亡した。

雨が降った夜間で非常に視界が悪く、ドライバーはあわててブレーキを踏んだが間に合わなかった。「まさか高速道路を幼児が歩いているとは思わなかった」と話し、強いショックを受けている。

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■陸軍兵士が運転する車から…

防犯カメラの映像により、オースティンくんがその夜、町の教会の前で1台の車から引きずり降ろされていたことが判明。警察は、車の所有者で米陸軍フォートベニング基地に所属する兵士のブライアン・スター(35)に聞き取りを行い、後に逮捕した。

オースティンくんはスター容疑者と同棲中の女性の連れ子で、「普段から手に負えず、車の中でも言うことを聞かないため罰を与えたかった」などと供述しているという。

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■殺人容疑で起訴へ

高速道路に侵入するとは、予想していなかったというスター容疑者。だが、雨が降る夜の公道に5歳児を置き去りにすることの危険性を理解していないはずはない。

ラッセル郡保安官事務所は同容疑者を殺人罪などで起訴する予定だが、オースティンくんをはねた車のドライバーを過失致死罪に問うことはしない予定だ。また、息子の悲劇的な死を知った女性はひどく打ちひしがれているという。


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■他人の子の騒ぐ声は苦手?

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「他人の子供の声にイライラしたことがある」と回答したのは全体の60.3%だった。

子供たちとの接点がより多いと考えられる女性の66.7%ほどではないが、男性も2人に1人となる53.7%が子供の騒ぐ声が苦手だとしている。

他人の子供の声にイライラした経験者の割合

また年代ごとの差があまり生じない女性に対し、年代が上がるにつれイライラする男性の割合が高くなっていくこともわかった。子供は元気が一番だが、度が過ぎれば、親がしっかりと注意する必要があるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日 
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)

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