犬の体内から摘出された意外すぎるモノ 「ブラックジャックで見た!」と話題に
犬の体内から「ある意外なもの」が発見されたが、その状態がネット上で大きな話題となっている。
■過去にはさらにとんでもないモノも摘出
芦名氏に詳しい話を聞いてみたところ、「ブラック・ジャックのメスが腹腔内にあったのに対し、今回は腹腔内でさらに小腸内にあったことを考えると、同じ成分とは考えにくいです」と分析。
続けて、「部位としては十二指腸から胆液や膵液の分泌が起こる場所です。犬は胆液を溜める胆嚢に胆泥(胆石の元となる存在)が溜まりやすいため、それによってコーディングされ、今回のような状態になったと考えられます」と知見を語ってくれた。
ちなみに過去にはこれ以上に変わった物質を摘出した経験はあるか訊ねたところ、「三連繋がった団子」や「ネズミのおもちゃ」など負けず劣らずのインパクトを秘めたアイテムが登場。
犬や猫は、飼い主が口の大きさを見て「これくらい食べるかな」と予想した倍のサイズくらいのものは口に入れてしまうようだ。また「音の鳴るおもちゃは遊んでいる間に食べてしまうケースもあり、非常に危険です」とのこと。
■これまでに似たケースは?
過去にもこのような「コーティング」が施された異物を摘出した経験があるかを聞いてみると、「消化管内でコーティングされるケースは初めてです」という回答が。
基本的にこれほどの大きなサイズのものを飲み込むとすぐに何らかのトラブルが発生するそうで、「今回は奇跡的な例と言えますね」とも補足してくれた。
ウルトラ怪獣たちを個性豊かな美少女に変貌させたアニメ『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』など、多数の作品を手掛けた芦名氏。現在はアニメ『異世界かるてっと』の続編を制作中というので、こちらも期待したい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)