政府が推進を求める在宅勤務 電気代の上昇や労務の扱いに不満も
新型コロナウイルス感染拡大で広まる在宅勤務。労務の扱いに不満の声も
満員電車や人との接触を避けることができるため、新型コロナウイルスの感染拡大防止に効果があるといわれる在宅勤務。大企業を中心に導入する企業が増えているが、職務上難しいケースも多い。
企業によって様々な事情があるなかで、一律に在宅勤務を呼びかけることについて、批判的な声もあるようだ。
■電気代に影響
実際に在宅勤務をしている人からは、「有意義」「時間をうまく使える」と歓迎の声もあるが、「外に出られず息苦しい」「オンとオフの区別がつかない」という不満も。
そんな在宅勤務の人を悩ませるのが、電気代の問題だ。基本的にパソコンを使った仕事となるだけに、利用時間分の電力が必要になる。また、冷暖房を使うと、当然電気代は上がる。在宅勤務者のなかには、変わらぬ給料で電気代だけが上昇し、損をしたと感じている人も聞く。
■実際に聞くと…
在宅勤務をしている人の電気代はどうなっているのか。しらべぇ編集部は全国の10~60代の在宅勤務経験者178人に調査を実施した。
結果、「上がった」と答えた人は51.7%。半数以上が、影響を受けている。ずっと家にいることになる在宅勤務だけに、上がってしまうのは当然にも思える。